カエルの科学絵本 あまがえる先生 まよなかのびっくりコンサート
あまがえる先生 まよなかのびっくりコンサート
まつおか たつひで 著
ポプラ社
32ページ
梱包サイズ:23.6X23.6X1cm
ある日、だんごむしのダンゴくんのところに、あまがえる先生から招待状が届きました。
その晩かぎりのまよなかのコンサートへの招待状です。
ダンゴくんは、ともだちのバッタくん、コガネくん、カタツムリさんといっしょにペットボトルのふねで、あまがえる先生の研究所へ向かうことにしました。
研究所で10時開始のコンサートを待っていると、まず始まったのは、ホタルたちの光の乱舞。
そして、本番のコンサートが始まります。
*この絵本は、旺文社で初版発行されましたが、このたび文章を全面的に改定し、新たに刊行したものです。
「コロコロコロ」という大合唱。声の正体は、モリアオガエルでした。
その夜、モリアオガエルが木の枝の上で結婚するのです。
それは、もう不思議な光景です。
ダンゴくんたちは、あまがえる先生といっしょに感動の気持ちでコンサートを聴くのでした。*
モリアオガエルは、白い泡に包まれた直径20センチほどのボール状の卵を樹上にうみます。
やがてその卵は、孵化して木の上から池の中へポチャーンと落ちていきます。
その姿をストーリー絵本でユーモラスに紹介しました。
せっかく孵化できたオタマジャクシも池に落ちた瞬間にイモリやナマズに食べられることもある、など自然の厳しさも同時に教えてくれます。
ユニークな科学絵本です。(作品紹介文抜粋)
著者
まつおか/たつひで
松岡達英。1944年、新潟県長岡市に生まれる。自然をテーマにした、多くの科学絵本を執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)(BOOK著者紹介情報より)