カエルの絵本 ちいさなかえるくん
ちいさなかえるくん(幼児絵本ふしぎだねシリーズ)
甲斐 信枝 著/イラスト
福音館書店
24ページ
梱包サイズ:23.5X20.6X0.5cm
おなかをすかせた、ちいさなかえるくん。春の野原でチョウを捕まえようとしますが、逃げられてばかり。れんげ畑にも、おいしそうな虫がいっぱい集まっています。しかし、かえるくんはクマバチが怖くて近づくことができません。地面を走りまわるクモに狙いを定めても、クモはあっという間にどこかへ隠れてしまいました。おや、草むらをするする動くものがいます。たいへん、ヘビだ! かえるくんは無事に食べものにありつけるでしょうか? ページを繰るごとに、春の草花が絵巻のように次々と登場します。かえるくんの目を通して、すがすがしい春の野原を散歩しているような気持ちを味わっていただけます。(この絵本は「ちいさなかがくのとも」2005年5月号として刊行された作品のハードカバー版です)(作品紹介文抜粋)
著者
甲斐信枝
1930年、広島県生まれ。故清水良雄氏(光風会会員、童話雑誌<赤い鳥>の画家)に師事。おもな絵本に『雑草のくらし―あき地の五年間』『こがねぐも』『たけ』『ひがんばな』『ふきのとう』『きゃべつばたけのいちにち』『のえんどうと100にんのこどもたち』『ちょうちょ はやく こないかな』『のげしと おひさま』『きゃべつばたけの ぴょこり』『稲と日本人』(以上、福音館書店)、『たんぽぽ』(金の星社)など。京都市在住。(著者紹介文抜粋)